ユーザー車検

 2013年6月19日、愛知県小牧自動車検査登録事務所でユーザー車検を行ってきました。トヨタのガイア新車購入後5回目の車検(11年目)です。
 2014年7月3日、軽自動車検査協会 愛知主管事務所小牧支所でユーザー車検を行ってきました。ダイハツのムーブ5回目の車検(11年目)です。ユーザー車検は、これまでに10回ほど体験済ですが、1年前のことなので、忘れてしまいます。
 今回は、次回のためにも、記録に残しておきたいと思います。

トヨタ カローラフィールダーハイブリッド
 平成29.1.19 新車3年目の継続検査
必要な書類
① 自動車検査票
② 自動車検査証
③ 継続審査申請書
④ 自動車重量税納付書
⑤ 自動車納税証明書
⑥ 自動車損害賠償責任保険証明書
⑦ 点検整備記録簿

 ①③④は、登録事務所においてありました。⑦は別表6という形式で、以前保存してあったものを印刷して使いました。様式さえあっていれば何でもいいようです。
かかった費用
ア 手数料  検査登録印紙   400円
         審査証紙    1,300円
イ 重量税            7,500円(1~1.5t、エコカー減税50%減)
ウ 自賠責保険        27,840円(24ヶ月分)

    合計     37,040円でした。
予約について
 自動車検査インターネット予約システムで、2週間先までの予約ができます。
      https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

※自動車登録番号(ナンバー)、原動機形式、車体番号下4桁を入力し、予約時に発行される受付完了メールを印刷して持参します。
※チャンスは、2週間前と前日です。
検査の流れ
1 自動車を事務所前の駐車場に止める。
2 自動車会議所
 ① 4番窓口 用紙の入手(検査日前に手に入れ、記入しておくと便利)
 ② 6番窓口 自賠責保険の継続手続きをする。これまでの保険証書と   車検証を提示する。5分ぐらいでできあがる。
 ③ 8番窓口  重量税、検査料印紙を購入し、書類に貼る。貼る位置    はていねいに教えてもらえる。
3 事務所
 ① 4番窓口  すべての書類を提出し、クリップで留めてくれる。
 ② ホイールキャップを外しておくこと。車体番号がすぐに見えるよう、座席下のカバーを外しておく。
 書類を持っていよいよ検査場へ
※何本かラインがある。2番レーンか3番レーンに並べばよい。1番レーンは旧式のライン。今回は、2番レーンへ。
4 検査場(保安)
 第1ラウンドで申し込んだが、15分ほど待たされた。朝一は、希望者が多いようだ。
 ① 車に乗って、2番のラインに並ぶ。ラジオを消し、運転席側、助手席側の窓をいっぱいに開けておく。
 ② カナヅチを持った検査のお兄さんが順番にやってくる。
 ③ エンジンをかけたまま、ウィンカー(右、左)→スモール→ハイ(ビーム、ライト)→ロー→クラクション→ウォッシャー→ワイパーと、言われるままに操作する。結構速いので、ボーとしていると聞き逃してしまう。手で合図をしてくれる。
 ④ 今度は、後ろに回り、ウィンカー(右、左)→ブレーキ→バック→ハザードのライトチェック。
 ⑤ エンジン型番の確認をするため、ボンネットを開ける。(自分で行う)
 ⑥ 車体番号の確認(私の車は、運転席をいっぱいにずらして、カバーをはずした、マットの下にあった) 距離数の確認は、ドリップメーターを確認された。
5 検査コース
① 排ガス点検
 長いノズルをマフラーに差し込んで、Aの4輪規準車のボタンを押す。表示板に、いつまでたっても、「プローブを入れる」→「ボタンを押す」が繰り返されるだけで、なかなか検査されなかった。前の車は、とっくにいなくなり、後ろの車も迫ってきた。「すみません」と検査員に声をかけると、こちらに来てくれた。
 ハイブリッド車の場合、排ガスがほとんど排気されないため、検査ができないとのこと。整備モードという状態にするために、検査員に言われるままに、Pにして、アクセルを踏んだり、Nにしてアクセルを踏んだりした。その結果、整備モードとなり、見事排ガス検査が終了。検査機を通して、合格マークをもらう。
② 下回り検査
 ゆっくり進み、前タイヤが溝に乗ったところでストップ。下にいる検査員が、いろいろなところをカンカンたたいて調べている。前方の表示に従い、ブレーキや駐車ブレーキを踏みます。
 検査機を通して、合格のマーク。
③ サイドスリップ、スピード、ライト、ブレーキ検査
 ゆっくり進み、その間にサイドスリップ検査終了。
 前タイヤが溝に乗るところまで進める。
 前方に計測器が出てきて、Dで速度が40km/hになったらパッシング。
 ライトをつけ、左右のライトの検査。
 ブレーキ検査。駐車ブレーキを引いていたので、1回目「×」が出る。マイクで、「駐車ブレーキを戻して」と注意を受け。再度、検査。
 電光表示板に従って検査を行います。
 フートブレーキ
     =フットブレーキ
 駐車ブレーキ
     =サイドブレーキ 
④ その後、前進して、車を進め、検査機を通し、すべてに合格マークがつく。車を駐車場に移動し、総合ボックスに書類を提出。
6 事務所
 3番窓口(右) すべての書類を「持込」と書いてある茶色のボックスに入れ、3分ぐらいすると名前を呼ばれ、車検証、シールがもらえる。
 お疲れ様でした。

トヨタ ガイア
必要な書類
① 自動車検査証
② 自動車納税証明書
③ 点検整備記録簿
④ 自動車損害賠償責任保険証明書
⑤ 自動車重量納税納付書
⑥ 検査申請書
⑦ 自動車検査票

 ⑤⑥⑦の書類代が35円でした。③は、売っていたものはA4横型のものでしたが、今回はネットでダウンロードしたA4縦型のものを利用しました。様式さえあっていれば何でもいいようです。
かかった費用
ア 手数料       1,700円(小型)
イ 重量税      24,600円(1.0~1.5t)
ウ 自賠責保険   27,840円(24ヶ月分)
エ 書類代          35円

    合計     54,175円でした。
予約について
 自動車検査インターネット予約システムで、2週間先までの予約ができます。
       https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do
※自動車登録番号(ナンバー)、原動機形式、車体番号下4桁を入力し、予約時に発行される受付完了メールを印刷して持参します。
※チャンスは、2週間前と前日です。6月19日の予約を2週間前にしました。当日では予約ができません。
検査の流れ
1 自動車を事務所前の駐車場に止める。事務所と検査場は新しく建て替えられた。
2 自動車会議所
 ① 7番窓口  用紙購入(検査日前に買っておき、記入しておくと便利)
   「車検用の用紙を下さい」と言う。今回は、4枚で35円。
 ② 6番窓口 自賠責保険の継続手続きをする。これまでの保険証書と   車検証を提示する。5分ぐらいでできあがる。
 ③ 8番窓口  重量税、検査料印紙を購入し、書類に貼る。貼る位置    はていねいに教えてもらえる。
3 事務所
 ① 4番窓口  すべての書類を提出し、クリップで留めてくれる。初めてかどうか聞かれる。「初めてではない」と言うと、何のアドバイスももらえない。
 ② 駐車場で、ヘッドライトのロービーム用に紙を貼っておく。ここで気をつけないといけないことは、ボンネットを開けるので、ボンネットを開けてもとれないように紙を貼ること。ホイールキャップを外しておくこと。車体番号がすぐに見えるよう、座席下のカバーを外しておく。
 書類を持っていよいよ検査場へ
※何本かラインがある。2番レーンか3番レーンに並べばよい。1番レーンは旧式のライン。今回は、3番レーンへ。
4 検査場(保安)
 第2ラウンドで申し込んだが、早めに行って、レーンを見学して予習をした。第1ラウンドの終了時に並んだら、15分ほど待たされた。どうも、保安員の休憩時間だったようだ。
 ① 車に乗って、3番のラインに並ぶ。ラジオを消し、運転席側、助手席側の窓をいっぱいに開けておく。
 ② カナヅチを持った検査のお兄さんが順番にやってくる。
 ③ エンジンをかけたまま、ウィンカー(右、左)→スモール→ハイ(ビーム、ライト)→ロー→クラクション→ワイパーと、言われるままに操作する。結構速いので、ボーとしていると聞き逃してしまう。(ラジオを切り、窓を全開にしておく)。お兄さんがマスクをしていたため、聴き取りにくくクラクションが聴き取れなかった。耳の悪い人のためにも、何をするのか見える形で示してほしいものだ。
 ④ 今度は、後ろに回り、ウィンカー(右、左)→ブレーキ→バック→ハザードのライトチェック。
 ⑤ エンジン型番の確認をするため、ボンネットを開ける。(自分で行う)
 ⑥ 車体番号の確認(私の車は、運転席をいっぱいにずらして、カバーをはずした、マットの下にあった) 距離数の確認は、ドリップメーターを確認された。前日にきれいに拭いてあったので、すぐに確認終了。
 ⑦ 3列目シートが倒してあったので、今回は荷台の点検があった。
もうすぐ自分の番だ
5 検査コース
① 保安チェックが終わり、いよいよラインへ突入します。
 掲示板が「待機」から「進入」に変わったら、運転席窓を開けて、体を外へ乗り出し、ラインに沿ってまっすぐ、そしてゆっくり車を前進させていく。
 これで、サイドスリップが合格。
② まずは、スピード、ブレーキ、ライトのチェック。
 ローラーが3本あって、その1本目と2本目の間にタイヤをセット。
 ギアはニュートラルにする。
 電光表示板に従って検査を行います。
 フートブレーキ
     =フットブレーキ
 駐車ブレーキ
     =サイドブレーキ
③ スピードのチェックで、40キロになったらパッシングという指示だったので、ギアをDに入れ、アクセルをゆっくり踏み、40キロにする。
 40キロに上げるのに、路上と比べて、時間がかかる感じがした。
2007年の失敗談
【1回目の検査】
 ・ ブレーキで「×」
  「ゆっくりふむ」というのを、しっかり踏んでロックがかかってしまった。
 ・ 左灯で「×」
※ 総合ボックスへ2つ×がついた書類を持っていって、「×がついてしまったのですが、どうしたらよいでしょう」と聞いたら、「ユーザーさんで考えてください」と冷たい返事。「もう一度受けられますか?」と聞くと、「受けられます」とのこと。再度、5の検査場コースへ。3コースでダメだったので、2コースへ。
【2回目の検査】
 再検査であることを係の方に言うと、再検査のボタンを押してから行うように教えてもらう。「待機」ランプが「進入」になってから「ブレーキ」と「ライト」の再検査ボタンを押してラインへ。
 ・ ブレーキは「○」
 ・ しかし、またまた左灯「×」
ガーン。記録用紙で、ブレーキは○になったものの、ライトは×のまま。再検査は、合格したところは飛ばして良い。知らずに、排ガスチェックまでやってしまった。(1回目で合格していたのに…)
 すでに、3時45分。「あと15分しかない。どうしよう。」近くにあったテスタ場に行ってみる。「ライトのチェックはいくらですか?」「1050円です。」「車検場でライトが×だったんですが、ここでみてもらえますか。」「ここでは直りません」と冷たい返事。テスタ場って何?
【3回目の検査】
 ダメ元で、再挑戦。左ヘッドライトを、車に乗っていたグリスを軍手につけて、磨く。検査場は、4時が近くなり、私の車だけ。3番ラインにはいる。最後の車なので、係の方が、ボタンを押してくれる。しかし、「進入」になる前に入ったためか、速いスピードで入ったためか、3番ラインの調子が悪く反応せず。「2番へ回ってください」で、バックし、2番に入る。
 係員が、たくさん私の車の周りに集まってくる。再検査開始。
・ 右灯「○」 しかし、左灯「×」。「ガーン」
入口のシャッターが閉まる。係の若いお兄さんが、「おかしいなー、ちょっと運転席から降りてみて」と言われたので、降りる。電光表示板に「副灯にカバーをつける」のところで、お兄さんが銀色のマットをヘッドライトの大きいところにかぶせた。すると左灯「○」。「やったね!」
 「どうしてですかねー?」と聞くと、「体重で傾いていたんじゃないかな?」(そんなことって、今までなかったのに…)
 でも、無事に突破。
2009年の覚え
・ 空気圧は、規定値にしておいた。
・ ヘッドライトが黄ばんでいたので、ピカールで磨いておいた。
・ ヘッドライトのロービームは目隠しをして車検にのぞむ。
 2013年の覚え
・ 排ガスチェックで、ボタンを押さなければならなかった。Aの4輪規準車を押して、合格できた。
・ 下回りの検査前に、「お待ちください」という表示が出ていて、なかなか表示が変わらなかった。しばらくすると作業員さんが来てくれて、「前に進むように」指示された。前の車が終わったら、どんどん進んで良かった模様。
④ その後、前進して、排ガスチェック。車から降りて、長いノズルをマフラーにつっこんで、しばらく待機。掲示板の指示に従って、判定ボックスに書類を入れて、②~④の結果を記録し、前進します。
⑤ 最後は下回りの検査です。エンジンを止めて、下でカンカン音がしています。検査終了の掲示で、判定ボックスに書類を入れて、前進して、検査終了です。
⑥ 車は駐車場に止めて、書類を持って、総合ボックスへ。
 すべての書類をおじさんに提出します。
6 事務所
① いよいよ車検証を事務所へもらいに行きます。
② 窓口3-1の持込検査に書類を出します。
 自動車納税証明書、点検整備記録簿、自動車損害賠償責任保険証明書以外を提出します。わからないので、全部出せば、返してくれます。
③ 3分ぐらいで、新しい車検証とシールがもらえました。
 ずいぶんシールは、小型になりましたね。

 めでたしめでたし


ダイハツ ムーブ
必要な書類
①継続検査申請書[軽第3号様式又は軽専用第2号様式]
②検査手数料
③自動車検査証(又は限定検査証)
④軽自動車検査票
⑤点検整備記録簿(ここからダウンロード)
⑥軽自動車税納税証明書
⑦自動車重量税納付書
⑧自動車損害賠償責任保険証明書又は自動車損害賠償責任共済証明書
⑨使用者の印(個人:認め印、法人:代表者印)

 ①④⑦の書類代が30円でした。
かかった費用
 平成22年度
ア 手数料       1,400円
イ 重量税       7,600円
ウ 自賠責保険   18,980円(24ヶ月分)
エ 書類代          30円

    合計     28,010円でした。
 平成24年度
ア 手数料       1,400円
イ 重量税       6,600円
ウ 自賠責保険   21,970円(24ヶ月分)
エ 書類代          30円

    合計     30,000円でした。
平成26年度 
ア 手数料       1,400円
イ 重量税       6,600円
ウ 自賠責保険   26,370円(24ヶ月分)
エ 書類代          30円

    合計      34,400円でした。
予約について
 軽自動車検査予約システムで、14業務日先までの予約ができます。
       http://www.kei-yoyaku.jp/lmvio-web/top.do
※ 自動車登録番号(ナンバー)の4桁を入力し、予約時に発行される受付完了メールを印刷して持参します。
検査の流れ
1 自動車を事務所前の駐車場に止める。
  必要書類はあらかじめ購入しておき、記入しておく。
2 自動車会議所
  軽自動車協会事務所の奥に隣接している施設。普通乗用車の必要書類も扱っているところ。
 ① 自賠責保険を購入。車検証とこれまでの自賠責保険証書が必要。
 ② 重量税用印紙を買って、書類⑦に貼る。
3 事務所
 ① 検査料納入窓口で、検査料を払う。
 ② 継続審査受付窓口に必要書類を提出。順番に組んでくれる。「初めてですか」と聞かれるので、「初めてではないが、2年前のことなので忘れました」と言うと、車検初心者マークを渡してもらえた。
 
 書類を持っていよいよ検査場へ。初心者マークをダッシュボードの上に置いておく。
※2本のラインがある。4WDと初心者は1番レーンに並ぶ。
4 検査場
 中に、見学用の通路があるので、記憶を呼び戻すために、一通りラインを見学する。いよいよ検査。検査前に、ホイルキャップを外しておかなければならない。タイヤのボルトチェックがあるからである。
 ① ラインに入る前に、ライトなどの検査がある。エンジンをかけたまま、ウィンカー(右、左)→スモール→ハイ(ビーム、ローライト)→クラクション→ワイパー→ウォッシャー→…と、言われるままに操作する。結構速いので、ボーとしていると聞き逃してしまう。(ラジオを切り、窓を全開にしておく)
 ② 今度は、後ろに回り、ウィンカー(右、左)→ブレーキ→バック→ハザードのライトチェック。
 ③ エンジン型番の確認をするため、ボンネットを開ける。(自分で行う)
5 検査コース
① 保安チェックが終わり、いよいよラインへ突入します。
② 排ガス検査
 ギヤをニュートラルにし、駐車ブレーキを引いて、車から降ります。排出ガス測定器のプローブを排気管に入れる。車種を選ぶように指示があるので、ボタンを押す。
 「○」が表示されたら、記録器に検査用紙を差し込み記録する。
③ サイドスリップ検査
 白線の上をゆっくり前進するだけで、検査終わり。
④ スピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの検査
 検査員に検査用紙を渡す。
 アクセルを踏み、40km/hになったらパッシングをする。
 ヘッドライト検査は、ギヤを「ニュートラル」にして駐車ブレーキを引いてヘッドライトを上向きに点灯する。この検査がよく引っかかる。
 駐車ブレーキを戻し、ブレーキのテスト。「フートブレーキを踏む」が点灯したらブレーキペダルを踏む。あまり勢いよく踏む必要はない。
 次は、駐車ブレーキのテスト。「駐車ブレーキをひく」と点灯したら、駐車ブレーキを踏む。これは、勢いよく踏んだ。
⑤ 外観検査及び下回り検査
 駐車ブレーキを踏み、エンジンを切る。車が上昇する。じっと待っていると、下をトントンたたく音がする。
⑥ 退場
 無事終了

※ 今回、車検初心者マークをもらったおかげか、常に1人が検査中にマンツーマンでついてくれた。特に、ブレーキのかけ方は、「もっと強く」「離して」など、タイミングよく教えていただき、心強かった。

(C) Yoshihisa MIwa
E-mail : bishi@peach.plala.or.jp