ウォシュレット水漏れ修理

 TOTOのウォシュレットTCF660Rを使っています。2012年7月頃から、操作部の下の方から、ポタポタと水が漏れるようになってきました。最初は、水滴程度でしたが、時間が経つにつれて、500円玉ぐらいの量の水が半日で漏れるようになり、その量はどんどん増えていきました。
 最初は、ストレーナー(D43052WR)のパッキンが原因かと思い、メーカーのホームページから品番を調べ、近所のホームセンターで注文し、取り替えてみました。変化はほとんどなく、やはり水漏れは止まりませんでした。
 ネットで調べると、10年ぐらいが寿命であること、TCF660Fは結構水漏れしやすいこと等がわかりました。家のウォシュレットも12年目になります。参考にさせていただいたページから、バルブユニットが原因ではないかということで、バルブユニットの交換を試みてみました。
 まず、メーカーに電話し、部品の在庫確認と発注を頼みました。在庫はあったことは確認できましたが、「個人には販売できません。TOTOの修理サービスをご利用ください」とのことでした。そうすると部品以外に工賃と出張料が15,000円ぐらいかかります。これでは、新しいウォシュレットが買えてしまいます。ただ、家のTCF660Fは、色がブルーで、最近の温水洗浄便座には色付きがほとんどなく、便器と便座の色がツートンになってしまうため、修理に挑戦してみることにしました。
 そのためには、まずバルブユニットを手に入れないといけません。近くのホームセンターで注文をしましたが、次の日には「この部品は個人では手に入らない」という連絡がありました。そこで、知り合いの水道屋さんに事情を話し、発注してもらうと、バルブユニットを手に入れることができました。価格は、3,570円(税込み)でした。
 あとは取り付けができるかどうかです。
修理前です。このように水漏れがしていました。 バルブユニットのセットです。TCH362Nという品番です。ホースとパッキンがついていました。
電源、アース、水道ホース、便座をはずしたところです。便座のネジを4本外しました。 右の方から順に外していきましたが、なぜか左側がなかなか外れない。その理由は…。
突然何かの部品が飛び落ちました。びっくりしてよく見ると、水量調節つまみと温水・便座温度調節つまみでした。このつまみをネジと一緒にとっておく必要がありました。 このつまみが、左側のネジの役割をしていました。
便座とふたの部分のカバーがとれました。 スイッチ基板をはずし、基板を取り出します。ネジ止め2本です。
バルブユニットが見えてきました。ネジ止め2本です。しかし、ねじを外しただけでは、バルブユニットは取り出せません。 バルブユニットを外すために、この水タンクを外します。ネジ止め2本です。手前の透明ホースは簡単にとれます。左の白色ホースは外すとタンクから水があふれるので外してはいけません。水タンクを持ち上げると、右下の黄色いプラスチックが取れてきますが、後から取り付けられます。
水タンクを持ち上げながら、バルブユニットを引き出します。上にある2端子白色コネクタがひっかかるので、これを外さないと取り出せません。
白色ホースを外すと水タンクから水が結構出るので、バケツで受けます。(便器に流しても良い)新バルブユニットに付け替え、白色ホースをつなぎ、2端子コネクタをはめて、付け替えます。2本ねじで留めます。
取り出した旧バルブユニットです。割れはわかりませんが、茶色くなっているところからの水漏れが疑わしいです。
基板です。水タンクを持ち上げるときに、配線が邪魔だったので、コネクタを全部外してみましたが、すべてを外すことはできずその必要はなかったようです。ウォシュレットの恐るべき心臓部です。2本ねじで留めます。 水タンクを2本ねじで留め、透明ホースを取り付けます。黄色いプラスチックをつけます。ウォシュレット付近の汚れを落とします。
便座とふたカバーをはめます。つまみ穴をあわせます。 ホースのパッキンを付属の新品と取替て、取り付けます。水漏れは完全に止まりました。
【感想】2012.9.22
 パソコンの組立をやったことがあれば、何とかできると思います。ただ、ものすごい基板が入っており、水濡れや落下などは十分注意が必要です。そういった意味で、個人での修理はメーカーとしては認められないのでしょう。もう1台、同じ型のトイレが水漏れなく元気に動いていますが、いずれバルブユニットの寿命が来ると思います。部品がなくなる前、注文しようと思います。
 やはりもう1台のトイレも水漏れするようになりました。前回の反省を生かして、再度、バルブユニットを知り合いの水道屋さんから発注してもらい、自分で交換作業を行いました。(2013.8.21)
こんな感じで水漏れしています。 バルブユニットのセットです。TCH362Nという品番です。ホースとパッキンがついていました。注意書きには、色や形状が違っていても互換性があること、同梱のチューブと色や長さが違う場合は交換するように書いてありました。
電源・アース線をはずし、水道の止水弁をしめて水を止めます。 水勢ネジ、便座温度ネジ、水温ネジをマイナスドライバーでこじて外します。
スイッチボックス後ろの水道ホースを、モンキーレンチでゆるめて外します。ホースにたまった水が出てくるので、バケツの用意が必要です。 便座左横のボタンを押して、便座を手前に動かし、便器から外します。
このように外れます。 便座の前2か所、後2か所にあるネジを外します。
便座を立て、ウォシュレットの出てくる部分から外していくと、外しやすいです。 便座カバーを外すと、こんな感じです。
左のスイッチボックスにある2か所のネジを外し、スイッチボックスを持ち上げます。 水タンクの前2か所、後1か所のネジを外しておきます。手前に見える、透明のホースは右側が外しても構いません。
水タンクを持ち上げ、バルブユニットの上に乗っている白いプラスチックカバーを外します。 バルブユニットの手前にある2か所のねじを外します。
バルブユニットにつながっている白いコネクタをマイナスドライバーで押しながら、外します。これを外さないと、バルブユニットが抜けません。 水道ホースがつながっていた部分を、下から押しながら持ち上げると、バルブユニットが持ち上がります。
古いバルブユニットについている白いホースを外します。水タンクにたまった水が出てきますので、便器に流します。完全に水が出尽くすまで待って、白いホースを新しいものに付け替えます。  新しいバルブユニットに、白いホース・透明のホース・白いコネクタを取り付けます。
水タンクを持ち上げながら、バルブユニットを定位置に収めます。ねじ穴を合わせるようにセットし、ネジを2か所で止めます。 プラスチックカバーをバルブユニットの上の定位置に乗せます。
水タンクのネジを3か所で止めます。 スイッチボックスを定位置に戻します。戻すときに手前のネジをねじ穴に入れてから、定位置に入れると作業しやすいです。ネジを2か所で止めます。
便座カバをはめていきます。ねじ穴がうまくあうようにはめます。 水道ホースのパッキンを付け替えて、取り付けます。
止水弁を開け、電源・アース線を取り付けて、便座を便器に取り付ければ完成です。掃除も含めて、作業時間は30分程度でした。 古いバルブユニットです。接合部が茶色くなっており、このあたりから水が漏れていたのだと思います。
【感想】
 2回目ということで、手際よく簡単にできました。これで、あと10年は、水漏れの心配はないでしょう。しかし、10年後は、バルブユニットの交換だけでは済まないと思います。

(C) Yoshihisa MIwa
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